快成の諭告

kaiseiron’s blog

民泊は訪日客を中心に夏の利用も増えるのは確実だ。

海外旅行でもコト消費への関心が高い。
エイチ・アイ・エスは台湾で夜景や夜市を楽しめる2階建て貸し切りバスを10月まで走らせ、オーストラリアでは早朝の動物園やウミガメがすむ無人島を貸し切る。
JTBもシンガポールで閉館後の水族館を貸し切る。
訪日客の増加で航空座席の確保が難しくなったことを受け、チャーター便も用意する。
HISは7~9月の仕入れ座席を14%増やす。
阪急交通社もチャーター便が上積みに寄与した。
国内旅行も堅調だ。
阪急交通社の夏の国内旅行は予約人数が10%伸びた。
楽天の予約サイト楽天トラベルは地震で昨年低迷した熊本県の伸び率が2倍強と都道府県別で首位。
大分県も6割以上増え、 九州方面が活況を呈している。
JTBによると2017年の日本人旅行者の旅行総消費額は前年比2%増の14兆6100億円、総旅行人数は同微増の3億1500万人といずれも3年連続の増加となる見込みで復調の兆しが強まっている。
堅調な株価や格安航空会社の普及などの影響が大きい」同社は分析する。
消費者の節約志向は続く。
今年の国内観光の起爆剤と期待されたレゴランド・ジャパンは4月の開業から客足が期待ほど伸びず、周辺で撤退する店も出てきた。
入場料金が割高との声を受け、運営会社は家族向け割引券を投入した。
旺盛なインバウンド(訪日外国人客)需要は当面続きそうだ。
一般住宅に旅行者を有料で泊める民泊の仲介世界最大手、米エアビーアンドビーの国内利用者数は5月末まで の1年間で約500万人に達した。
民泊は訪日客を中心に夏の利用も増えるのは確実だ。
9日には民泊を全国で解禁する住宅宿泊事業法が成立した。