快成の諭告

kaiseiron’s blog

離脱を宣言した温暖化対策の国際枠組みパリ協定の重要性を主張した。

トランプ氏は、同席者をティラーソン氏と通訳だけに絞り、マクマスター大統領補佐官やホワイトハウスのロシア担当者は排除した。
米メディアによると、人数制限の理由は情報漏れを防ぐため。
マクマスター氏は安保政策の責任者だが、ロシアに批判的な発言をしたことがある。
長時間の密室会合で、実際にはどんな話をしたのかは不明な部分が多い。
情報発信をコント ロールし、異なる見解が出てきても偽ニュースだと反論するのがトランプ政権の常とう手段。
このやり方は、多数の関係者と意見を調整する国際会議とは相性が悪い。
極めて生産的な経済会合だった。
極めて重要な問題を協議した。
北朝鮮問題もかなり議論した。
ムニューシン米財務長官が7日の記者会見で説明したG20首脳会議初日の中身はこれだけだった。
米国が第一だが孤立ではないとムニューシン氏は弁明したが、漏れてくるのは他の国との対立ばかりだ。
多くの作業が残っている。
メルケル独首相はG20初日を終え、首脳宣言のとりまとめの難しさを訴えた。
障害は米国だ。
ロシアのオレシキン経済発展相は19カ国が自由貿易について話したと話し、米国との間に不協和音があっ たと認めた。
トランプ氏は地球温暖化に関する討議も、ロシアのプーチン大統領と会うため、冒頭発言だけで退席した。
他の19カ国はトランプ氏が離脱を宣言した温暖化対策の国際枠組みパリ協定の重要性を主張した。
トランプ氏の不規則な動きは会議後も続いた。
G20終了後の記者会見を開かなかった一方、予定にはなかったトルコのエルドアン大統領と会談し、シリア情勢について協議した。