仮に規制を凍結し実証にこぎつけたとしても、時限措置にすぎない。

セイバンはランドセルをつくり続けて、およそ100年という歴史のある会社です。
そのためランドセルのことを知り尽くしているといえるのです。
天使の羽は、セイバンというランドセルメーカーが3年がかりで研究開発し、2003年より販売開始されたランドセルです。
セイバンのランドセル「天使のはね」が選ばれる理由としてまず、安心の日本製であるということがあげられます。
⇒天使のはね
あともう一つ情報を。
推進論者の竹中平蔵東洋大学教授もシンガポールのサンドボックスでは三菱東京ＵＦＪ銀行と日立製作所が小切手電子化の実験中だ。
日本国内に実証の環境が欲しいと政府の背中を押した。
６月に閣議決定した成長戦略には全国版サンドボックス創設が明記され、関係者は金融とＩＴを融合したフィンテックや様々なモノやサービスを共有するシェアリング経済で10ほどの腹案を温めている。
例えば街に走っている電線を使ってデータをや りとりして防犯や老人の徘徊の見守りに使ったり、個人が開発した旅行プランのネット上での売買を解禁する案などだ。
警備会社や電線網を持つ電力会社、新規参入を目指す旅行業者などが申請してくるとの見方がある。
家電同士をネットワークでつなぎ、好みの食材を予測して適切なタイミングで自動発注してくれる――。
規制凍結により人工知能を活用したこんな近未来型のシステム構築にも道が開けそうだ。
英では利用者の消費行動を基に可能な貯蓄額を計算するアプリケーションなどのフィンテック分野で多く採択されている。
新技術を活用するまでの時間とコストを削減できるだけでなく、規制の不確実性が薄れることでフィンテックなどのベンチャーは資金調達をしやすくなると期待され る。
第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは事故のリスクなどを考えると規制には常に現状維持の力が働きやすい。
次世代技術などが実証を通じて社会に見える化されることは意義があるという。
心配の種もある。
仮に規制を凍結し実証にこぎつけたとしても、時限措置にすぎない。